●記事のリライト時期って、どう判断したらいいの?
●リライトするときは何を意識すれば良いの?
使った方法を紹介しましょう。
今回は、Googleサーチコンソールの検索パフォーマンスのグラフを使って、ブログ記事のリライト時期を判断する方法を紹介していきます。
この記事は『サーチコンソールを使ったことがある人』向けの記事になりますので、先にご了承ください。
~この記事でわかること~
●ブログ記事のリライト時期が判断できるようになる。
●リライトで意識すべきクエリが判断できるようになる。
●検索パフォーマンスのグラフの見方が分かるようになる。
それでは、さっそく紹介していきます。
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■サーチコンソールのグラフ切替えの手順【ページ:表示回数-降順】
まず、リライト時期を判断するため、
サーチコンソールで、検索パフォーマンスのグラフ表示を以下の手順で切替えていきましょう。
検索パフォーマンスの[レポートを開く]をクリックします。
絞り込み選択については、そのままでOK。
[合計表示回数]と[平均掲載順位]をクリックしてグラフを表示します。
次に、少し下の[ページ]をクリック。
(上から下へ表示回数の多い順になってればOK)
次に、どれでもOKですので記事のURLをクリックしましょう。
絞り込み選択が『検索タイプ:ウェブ、日付:過去3か月間、選択した記事のURL』に変わりました。
つまり、通常の検索結果で過去3か月間に対象の記事が検索表示された回数と、検索表示されたときの記事の平均掲載順位をグラフで表示している状態になります。
下記、補足説明を記載しています。
~1つの記事を参照しているのに、平均掲載順位なのはどうして!?~
(※何位以内まで表示されるかは、検索タイプによって異なります。)
■ブログ記事のリライト時期を、サーチコンソールのグラフから判断する
それでは、実例のグラフを元に、記事のリライト時期を判断する方法を紹介していきます。
◆【リライト〇】リライトすべき記事
《平坦で順位変動が少ないのグラフ》

●平均の順位が30位以下である
このままでは掲載上位に上がる可能性が低いため、リライトしましょう。

このままでは掲載順位がさらに低下していくため、リライトしましょう。
◆【リライト◎】大幅なリライト/タイトル変更/記事削除 も検討すべき記事

●瞬間的な掲載順位は高い
表示回数が少ないということは、以下の2つのパターンが考えられます。
これでは、掲載順位で1位を取っていたとしても、あまり意味がありません。
記事タイトルの変更/大幅なリライト/記事の削除・・・などで対処しましょう。

●順位の変動が激しい
リライトしても改善しない場合は、記事タイトルの変更/大幅なリライト/記事の削除・・・などで対処しましょう。

●掲載順位も低すぎる
特に記事の削除について検討しましょう。
◆【リライト△】最近公開したばかりの記事
《最近公開したばかりの記事のグラフ1》

●掲載順位が上がり気味である
《最近公開したばかりの記事のグラフ2》
●掲載順位が下がり気味である
リライトしてもOK、もう少し様子見してもOK。
◆【リライト△】現状維持、様子見すべき記事
《掲載順位が右肩上がりなグラフ》

●表示回数もそれなり
現状維持でOK。様子見していきましょう。

●表示回数も多い
こちらも現状維持でOK。様子見していきましょう。

5/19あたりから、急に表示回数や掲載順位が取れだしています。
このような場合は、少し様子見した方が良いでしょう。
続けて、『リライトで意識すべきクエリ』について解説していきます。
■サーチコンソールのグラフ切替えの手順【クエリ:表示回数-降順】
記事ごとの各クエリを確認するため、
サーチコンソールの検索パフォーマンスの表示を以下の手順で切替えていきましょう。
任意の記事をクリック選択し、上画像の[クエリ]をクリックします。
(上から下へ表示回数の多い順になってればOK)
続けて、この実例画像を元に、『リライトで意識すべきクエリ』について解説していきます。
■リライトで意識すべきクエリを、サーチコンソールのグラフから選び出す
『リライトで意識すべきクエリ』とは、
(※具体的なリライト方法については、本記事では割愛します。)
この項では、『リライトで意識すべきクエリ』の選び方について紹介していきます。
◆表示回数が多く/記事の内容に合ったクエリを選ぶ【注意点あり】
前項で表示したクエリの実例画像を元に解説。
この例の場合、一見すると①[youtube ダークモード pc]というクエリが表示回数が一番多いので、これを選べば良さそうですよね!?
ですので、選ぶとすれば②[youtube ダークテーマ pc]の方が良いでしょう。
以上、リライトで意識すべきクエリを選びだす方法でした。
■サーチコンソールのグラフで表示される『4つの要素』の優先順位とその理由
この項での『4つの要素』とは、検索パフォーマンスのグラフの上部に表示される
【合計表示回数/平均掲載順位/合計クリック数/平均CTR】の4つのことです。
~『4つの要素』の優先順位とその理由~
まず一番は『表示回数』。
本記事の最初の方でも説明していますが、グラフに反映される条件をみたした上で、
まず、検索されグラフに表示されることが第一です。表示回数が多いか/少ないか で、対象クエリの検索数を計ることもできます。(同義語として、検索ボリュームとも言います。)
②掲載順位
表示回数がグラフに反映されると、同じく反映されるのが『掲載順位』。
グラフに反映される条件 ➡ 掲載順位が99.9位以内 に入ったことを示し、具体的な順位が表示されます。
③クリック数
検索結果に表示されたブログ記事のURL(もしくは記事タイトルなど)をユーザーがクリックした数。
つまり、ブログや記事へのアクセス数のことです。
(同義として、検索流入とも言います。)
しかし、まずは『表示回数/掲載順位』を得ることが出来なければ、クリックは生まれません。
④CTR
表示回数に対して、クリックをどれだけ得られたか!?をパーセンテージで表したのがCTRです。
(同義として、クリック率とも言います。)
CTRを高めるためには、掲載順位を高めていく必要があります。
そのためにはリライトが必須です。
掲載順位で1位なのに、CTRが低いのは記事のタイトルが原因である可能性があります。
記事のタイトルがユーザーの検索意図に一致していなければ、CTRは低くなります。
■おまけ:サーチコンソールとアナリティクスの違いを理解しておこう
今回は、Googleサーチコンソールのグラフからリライト時期を判断する方法を紹介してきました。
Googleのウェブサイト分析ツールには、ほかにもGoogleアナリティクスというツールがあります。
2つのサービスの違いはとても簡単で、一言で説明することが出来ます。
●アナリティクス・・・ユーザーがサイトにアクセスした後の分析ツール
当ブログでは、
それでは、また!
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