今回は、衣類のファスナーが噛み込んでしまった際、実際行って解決できた方法のみを紹介しています。
●ファスナーが噛んで閉まらない/開かない!解決方法を教えて
●様々な生活の知恵を知っておきたい
冬物のアウターなどには必ず付いているファスナー。
もちろん、衣類だけではなく、バッグやポーチ、財布などの小物にも使われています。
そんなファスナーが布に噛み込んで、閉まらなくなった事/開かなくなった事。
それは誰もが経験したことがあると思います。
実は、この噛み込みを解決する方法はいくつある様です。
ただし、今回紹介するのは、僕自身が実際に試して『解決した』方法です。
実は先日もファスナーが噛み込んでしまって、この方法で解決したばかりなんです(笑)
ファスナー噛み込んでしまったときは、いつもこの方法で解決しているので本当におすすめです。
それでは、さっそく紹介していきます。
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■ファスナーが噛んで閉まらないときの解決法
使う道具は、どこの家庭にもある『鉛筆』です。
特にBや2Bを使うと良いでしょう。
まあ、これだけでも想像できる方もいらっしゃると思います。
一言で言うと、『ファスナーが噛んでしまったら、鉛筆の芯でファスナーをゴリゴリする』です(笑)
実際に写真で説明していきます。
まず、ファスナーの穴になっている部分(スライダーと言います)の隙間に鉛筆の芯を当ててゴリゴリこすります。
上からも下からも左右の隙間もゴリゴリしましょう。
ゴリゴリし終わったら、スライダーを上下に引っ張ってみて下さい。
運が良ければ、これだけで噛み込みが解消して、スーっとスライダーが滑ります。
ただ、僕の経験では、1回だけでは、なかなか噛み込みがとれませんでした。
次に、ファスナーのレール部分(エレメントと言います)を、鉛筆の芯でゴリゴリして下さい。
特にスライダーのすぐ側のエレメントを念入りにゴリゴリしましょう。
またゴリゴリし終わったら、スライダーを上下に引っ張ってみましょう。
噛み込みは解消しましたでしょうか?
まだ解消しない場合は、スライダーとエレメントの鉛筆ゴリゴリを何回か繰り返してみて下さい。
僕の経験では、これを2~3回繰り返したら、大体噛み込みが解消します。
なお、ファスナーの噛み込みが解消した後は、さっきまでが嘘のようにスライダーがスーっと滑るようになります。
是非、お試しあれ。
◆鉛筆の芯の素材『グラファイト』とは!?
どうして、鉛筆の芯でゴリゴリすると、噛み込んだファスナーが動くのでしょう!?
それは、鉛筆の芯の粉が金属と金属の間に入り込み、潤滑剤(摩耗を低減して滑りやすくする)の役割を果たしているからです。
鉛筆の芯は、黒鉛(グラファイト)と粘土で作られています。
黒鉛は、実際に潤滑剤の材料としても使われており、柔軟でよく滑る性質を持っています。
ちなみに、ドアの鍵が開きにくい時も、鍵にゴリゴリすると開きやすくなることがあります。
※通常のシリンダーキーのみ、電子キーとかは不可です。
鍵の開き具合でお悩みの方も一度試してみて下さいね。
◆ファスナー/ジッパー/チャック 呼び名の違い。何故呼び名が違うのでしょう!?
この記事では、一般名詞であるファスナーと呼んでいますが、他にも呼び名があります。
同じ物なのに、なぜ呼び名が違うのか!?その理由を説明いたします。
●ファスナー(一般名詞)
●ジッパー
言葉の由来は、アメリカ。
英語で「zip」は、シューッとかビューをあらわす擬音語です。
とあるアメリカのメーカーが、その音から「zip」→『zipper』と命名したそうです。
主に、財布のジッパーとか、小物類でよく使う言葉ですね。
●チャック
言葉の由来は、なんと日本。
元々ファスナーと呼ばれていたものを、巾着(きんちゃく)を文字って「チャック」と呼んだこと由来のようです。
主に、ズボンのチェックや、話し言葉としても「お口にチャック」とかよく言いますよね。
3つの呼び名、使われている物や場面によって使い分けられている事が分かります。
まあ、雑学程度に。
■まとめ:ファスナーが噛み込んだら鉛筆の芯でゴリゴリしましょう
記事を執筆し終えて、読み返してみると・・。
ファスナーの噛み込み解決法の記事でしたが、鉛筆の芯についての記事でもありますね。
まあ、鉛筆の芯が問題解決のキーアイテムということは確かですけどね(笑)
この『生活の知恵』カテゴリも、少しずつ記事を増やしていく予定ですので、よろしくお願いします。
それでは、また!
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